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2008年7月 5日 (土)

ジャパニーズ・ポップス

こんにちは。みんなのこころをあかるくてらす照明係二回生の赤壁です。

中村一義率いる100s(ヒャクシキ)の、2005年発表のアルバム「OZ」を紹介します。キャッチーかつ独創的なメロディラインと多彩なアレンジカラーが魅力的なポップミュージックが21曲詰まっています。ざっくり言えば深化したJ-popといった感じです。J-popの「正常進化」が浅く薄くへ向かっているのを考えれば、オルタナティブJ-popとでも言うべきなのかな。ともすれば陳腐なJ-pop的メロディが、白々しさに落ちる手前で絶妙に制御されているのが素晴らしい。もちろん、「深い」というのはこの意味でだけではないです。

「OZ1」「OZ2」「OZ3」の三曲で区切られ、それぞれ、バンド色を前面に出した一部、より抽象的に変化する二部、それを通して捉え直された日常にシフトする三部という構成になっています。(と、思います。)部分ごとに完結するような構成になりながらも、全体として一篇の物語のようなまとまりをもった素晴らしいアルバムです。

中村一義の音楽はあくまでジャパニーズポップス、日本の音楽だと思います。人工感と暖かみ、嘘っぽさと現実感が併存している音楽です。時代の気分を描き出すポップミュージックの多くが娯楽用消費物に成り果てた日本にあって、数少ない本物だと思います。
名盤です。

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